カルチャーMIXフェスタ2017開催 その3 (11/3-5)

 11/3(金)10:00より、万代市民会館5Fオープンスペースにて展示会イベントが開かれました。
 各アーティストたちによって何ヶ月もかけて積み重ねられてきた努力が、作品になりました。
 作品たちはどれも多種多様です。
 レンコン(本物の蓮根で作ったアクセサリ)アート、伸び縮みするブックカバー、フェルトアート、ゆる~い双子のねこ、マンガ・イラスト、青春小説、撮影会で撮った写真、俳句、意味不明の短詩群、ダンボールアート、リスなどなど……

 

アーティストのおおたけさんは撮影会やライブハウスで撮った写真を展示されました。そこではangel-faceや近藤亜美、kumy-[e's]さんの写真など盛りだくさんです。

 今年の目玉は金子ボボさんです。ダンボールアートで制作されたイラストは独自の色彩と観点を持ち、見る人に強い印象を残していったことでしょう。

 朔麟太郎さんは青春小説を書きました。11000文字以上で作られた小説は新潟を舞台にして、萩原朔太郎の詩集を引用し、後味に爽やかさを残す小説を作り上げました。わたしも読みましたが、ビターなところに涼しさがありました。

 フェルトアートを作られたのはhanakoさん。春夏秋冬をイメージして四種類のアートを作られましたが、カタツムリとカメがとてもかわいい。休みの日に見たくなるようで、なんだかクセになります。


 加藤絵美さんはリスを中心にした絵を展示されましたが、今回はジグゾーパズルのように何十枚の小さな絵を載せることで、大きな一枚絵を作ることにチャレンジされていました。努力こそが第一、という言葉を思い出しましたが、まさに加藤さんが当てはまる気がします。

「君に逢いたい僕がいる」というテーマのもとで多くの作品が作られ、たくさんの人の目に止まりました。
 また、6Fホールで活動されるアーティストが展示され、展示会スタッフも6Fに出演するなど、それぞれの交流が行われました。
 そうして三日間にわたって続けられた展示会は、最終日に終わり、賑やかさとともに作品が片付けられていきました。
 しかし作品がつないだものは残り続けるでしょうし、そしてアーティストたちはそれぞれの思いを胸に成長していくことでしょう。
 そうして今年は、芝居・ホール・展示会と同時並行しながら続けられたイベントが終了しました。

 参加して下さったアーティストのみなさん、スタッフのみなさん、ご協力くださった地域のみなさん、そしてご来場くださったみなさん、本当にありがとうございました。
 この三日間で大勢の方からご支援をいただき、ご協力をいただき、新潟のアーティストは大きく成長したと思います。
 今後もこうしたイベントを継続していきたいと思います。
 よろしくお願いします。

 実行委員会 Murayama